あのSolid State Logic社より小型ディスクトップミキサーが発売
まさかのSSLから卓上小型ミキサー「SSL SiX」が発売されます。日本では4上旬より販売開始です。
驚きですね。SSLというと、どデカい高価なスタジオ用のコンソール、SLシリーズを思い浮かべますがそのSSLからこんなコンパクトなミキサーが登場です。
正直欲しいです。SSLのコンソールシミュレータはWaves、UAD、Softube、そして本家・・と世の中に数多く存在しておりどれもクオリティーも高いと感じられるものの使っていると何かモヤモヤするのです。
本物を使ったことがないので似てる!とも言えないですしメーカによっても結構音も違うのでなんかこう、腑に落ちないんですね。
しかし!「SSL SiX」は本物のSSL!これ以上ないです。これならモヤモヤも解消されすっきりした心で制作にも没頭できますね。
そしてG-SERIES BUS COMPです。このコンプ単体だけでも数十万です。 レシオ、アタックタイム、リリースタイムは固定ですがSSLが煮詰めた設定でオールマイティーに使えるとの事。
BUS COMP部の回路設計はオリジナル同等ですが使用しているICより現代的なものに変わっています。
【2019/5/2更新】
先日、ライブでこのSSL Sixを使用されている方がいて実物を見たのですが写真で見るよりずっとコンパクトな感じがしました。ライブにも余裕で持っていける大きさですね。
音を大音量で聞きましたが本当に素晴らしい。G-SERIES BUS COMPのおかげか「あの」まとまり感が感じられました。本物ですね。やはり。
価格は¥184,000(税抜)
SSLというと高価で個人ではなかなか買うことができないお値段のイメージですが価格は¥184,000(税抜)と個人でもちょい頑張れば買えますよね。というか安すぎないですか?ちょっと不安になりますが。。
以前にもSSLは小型のサミングミキサー「Solid State Logic/X-Desk」を出していますがこちらはお値段50万円近くとなかなか個人では手が出るような価格ではありませんでした。
サウンドハウスで発売中!レビューを抜粋してみましたが欲しくなりますね!
「通すだけ」で美味しいプロセッサーも結構所有していますが、クリアさを保ったまま音の上質な落ち着きと輪郭をEQ、コンプも加え実現してくれます。
どんなに小さくても、卓はSSL…そう語れる信頼感と優越感は、格別。
同規模の他社製品との比較では、単純に通した音だけで、別格の違いを見せてくれます。
MACKIE 1402 VLZ4より小さくて軽い!
驚きなのがそのサイズと重量。定番の小型卓上ミキサーMACKIE 1404 VLZ4より高さはありますが奥行、幅ともSSL Sixのほうがコンパクトです。そしてなんと重量はSSL SiXが1Kgも軽い!
MACKIEのもう一回り小型の ミキサー1204 VLZ4と大体同じ大きさではないでしょうか。
ここまでコンパクトだとライブにも持ち出したしたくなるでしょう、私はそうします。
SSLを電車で持ち運びます。
SSL SiX | |
奥行 | 310 mm |
高さ | 120 mm |
幅 | 218 mm |
本体重量 | 3.5 kg |
消費電力 | 38W |
MACKIE 1402 VLZ4 | |
奥行 | 317 mm |
高さ | 81 mm |
幅 | 356 mm |
本体重量 | 4.5kg |
消費電力 | 25W |
12インプット、SuperAnalogue、G-SERIES BUS COMP、100mmストロークフェーダー
・2系統モノチャンネルと2系統ステレオチャンネル+2系統の外部ステレオ入力+2ALTで12インプット
・2系統モノチャンネルにはSSL 9000シリーズと同等のSuperAnalogue マイクプリアンプ
・G-SERIES BUS COMP (レシオ、アタックタイム、リリースタイムは固定)
・DIM、CUTの機能を装備した、メインとオルタネイトの2系統のモニター出力
・+10db~-10DBまでの間隔が広く微調整がしやすい100mmストロークのフェーダー
