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新型コロナウイルス(新型肺炎)とは?SARSとの違い、感染防止対策と対処方法【2019-nCoV】

コロナウイルスとは?

コロナウィルスは多種多様な種が存在しており野生の動物や家畜などあらゆる動物に感染し軽症の呼吸器症状や下痢を引き起こします。

ほとんどの場合、軽症で済みますが致死的な症状を引き起こすコロナウイルスも知られています。

動物に固有のコロナウイルスが存在しており種の壁を越えて他の動物に感染することは珍しいです。

ヒトに日常的に感染する4種類のコロナウイルスが存在しており多くの場合、軽症で済むがまれに重症化することもあります。

現在、中国で感染が拡大している「新型コロナウイルス」ですが日常的に感染する4種類のコロナウイルスとは違う動物から感染する重症肺炎ウイルスと考えられます。

名前の由来

コロナウイルスは写真のように直径が100nm(1nmは1メートルの10億分の1)ほどの球形で表面に多数の突起のようなものが存在します。

この突起の形状が王冠にみえることから「コロナ」(ギリシャ語で王冠)という名称がつけられました。

出典:国立感染症研究所ホームページ

過去発生した重症肺炎コロナウイルス

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)

「SARS」の名称は覚えている方も多いのではないでしょうか?2002年に中国広東省で発生しおよそ半年でおよそ30の国で感染が拡大、SARS患者は8,069人、うち775人が重症の肺炎で死亡(致命率9.6%)

コウモリのコロナウイルスがヒトに感染し重症肺炎を引き起こしました。

特徴として死亡した患者の多くは心臓病、糖尿病等の基礎疾患であった事、子供にはほとんど感染せずしたとしても軽症でした。

中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)

ヒトコブラクダからヒトに感染し「SARS」と同じく重症肺炎を起こすコロナウィルスです。2012年にサウジアラビアで発見され27カ国で2,494人の感染者がWHOへ報告されそのうち858人が死亡しており致命率はSARSを大きく上回り34.4%にもなります。

SARSと同じく患者の多くは心臓病、糖尿病等の基礎疾患であった事、子供にはほとんど感染せず(5歳以下の感染者は全体の2%程度)したとしても軽症でした。

武漢で発生した新型コロナウイルス「2019-nCoV」

中国中部・武漢市で最初に確認された新型コロナウイルスは重症急性呼吸器症候群コロナウイルス中東呼吸器症候群コロナウイルスと症状が似通っているため同じく動物からヒトへ感染したコロナウイルスだと考えられます。

名称はWHOによって「2019-nCoV」と定義されました。また、「武漢コロナウイルス」 、「武漢海鮮市場肺炎ウイルス」、「武漢肺炎」とも呼ばれています。

新型コロナウイルスの特徴

SARSに較べて潜伏期間が長いとみられています。平均で9日間という事例も報告されています。微熱だったり、発熱しない患者もいるという事です。

症状はSARSなどと同じく肺炎・発熱・呼吸困難がみられています。

新型コロナウイルス、人から人への感染を確認

中国の国家衛生健康委員長の鍾南山は、中国広東省で人から人への感染が確認されたと発表しました。

過去発生した重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS)、中東呼吸器症候群コロナウイルスともヒトからヒトへ飛沫などで感染し感染が拡大しましたので今回の新型コロナウイルスも同様の感染拡大が懸念されています。

特に中国では春節と重なり帰省や旅行などで中国国内で数億人が大移動すると考えられ新型コロナウイルス感染の大流行が起きる可能性が懸念されます。

感染源は中国湖北省武漢の海鮮市場

新型コロナウイルスの発生地は中国有数の工業都市、文教都市及び交通要衝の武漢(人口約1100万人)にある海鮮市場とされています。

海鮮市場で売られていた野生動物に感染していたコロナウイルスが人に感染した事で新型コロナウイルスが発生したと考えられています。

新型コロナウイルスへの対処方法

人から人へのウイルス感染が確認されたという事でインフルエンザと同様の感染対策が重要となります。

皆さんもご存じだと思いますが基本的な対策です。

注意ポイント

・手洗いや、手指の消毒をおこなう

石鹸やアルコール消毒により手に付着したウイルスを洗い流す、または不活化させる

・うがい

喉には最近が多く存在しウィルスも付着しやすいです。起床後、食事前、帰宅後にうがいをしましょう。

・できる限りマスクを着用する

鼻やあごが出ないように正しくマスクを装着しましょう。よりウィルスを遮断しやすいサージカルマスクが有効です。

・人混みは避ける

厚生労働省のHPには新型コロナウイルスについて以下の勧告がなされています。

○武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に医療機関に連絡した上で、受診していただきますよう御協力をよろしくお願いします。

やはり咳や発熱等の症状がある場合マスク着用はもちろんですが人混みの多い場所や咳や発熱のある方と接する場合は必ずマスクを着用しましょう。

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