小さい炊飯器が欲しい
なんやかんやで一人暮らしをすることになりましてとりあえず必須となる炊飯器を購入いたしました。ただ、一人暮らしなのでどでかい炊飯器などは必要ありません。コンパクトで1合ほど炊ければOKなのです。
そこで筆者が色々調査し、購入した情報を皆さんと共有したいと思います。で、半年ほど使ってみた感想なども書いていきたいと思います。
ミニ炊飯器?ミニクッカーとは
ネットで小型炊飯器の事を色々しググってみたんですが、最近小型炊飯器って言わないぽいです。ミニ炊飯器ともいいますが、「ミニクッカー」ていうみたいです。コンパクトクッカーともいうみたいですがミニクッカーなんだそれは。
どうももご飯を炊くだけでなく他に色々調理に使えるような炊飯器をミニクッカーというようです。
各社ミニクッカーを発売していますが大体、1.5合くらいのお米が炊けるぐらいのコンパクトな炊飯器ですね。で、ごはん以外にも調理できると。
1.5合ってどんなぐらい?少なくない?て思うかもしれませんがお茶碗一杯0.5合です。どんぶりで1合というイメージでしょうか。筆者は身長175cm、70kg代ですが一回の食事で1合食べるのがやっとです。1食で1.5合のご飯を食べるのは無理です。。。
では、そのミニクッカー、どんなものが出ているかというと。
各社のミニクッカー
パナソニック ミニクッカー
日本の家電メーカーといえばパナソニック。間違いないですね。ちょいとお高いイメージですが機能、品質は間違いないかと。
何か昭和テイストを感じるレトロなデザインですね。蓋はガラスになっていて調理中の様子が見えるようになっています。
以外にも価格がお安い!5000円台ですね。パナソニックにしてはかなりリーズナブルなお値段です。
山善 ミニライスクッカー
山善もよく家電量販店で見かけますね、機能を絞って廉価な価格というイメージですがこのミニライスクッカーも低価格のわりに保温、予約タイマーもついています。
カラーもホワイト、レッド、ブラックの3色展開です。
アイリスオーヤマ スロークッカー
最近よくCMなんかでよく目にするアイリスオーヤマ、いなんだか勢いを感じますね。
そのアイリスオーヤマのスロークッカー。こちらは炊飯器というよりカレー、肉じゃが、おでん、とちょっとした煮物などそういった用途主体で使う商品のようです。
Panasonic ミニクッカーを購入
色々調べて検討した結果、パナソニックのミニクッカーを購入しました。デザインも気に入りましたし、シンプルで長持ちしそうというのが決め手です。機能は炊飯ボタンのみ、色々機能があっても使わないと思いますし。。半年使って確かに炊飯機能だけで十分です。
色はシルバー、ホワイト、ピンクと3色ありますがシルバーを購入。無難といえば無難ですがなかなか飽きのこない良い色だと思います。
スペックは以下の通りです。コンパクトで軽いですね。
品番 | SR-MC03 |
---|---|
炊飯容量 | 0.27L 1~1.5合 |
炊飯時 | 約200W |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 21.0×16.0×16.0cm |
質量 | 1.0kg |
価格はAmazonで¥5,398 と5,000円台です。毎日使うものとして考えるとお安いと感じました。
箱自体も結構コンパクトですね。スイッチ一つで少量炊飯・煮込み料理と書いてあるように本当にスイッチは「炊飯」一つしかありません。とにかくシンプル。
本体にある「炊飯」スイッチを下に押すだけ、それだけです。いい加減になると自動でスイッチが切れ炊きあがります。
お釜を取るとこんな感じで真ん中にばねのあるセンサー?とヒータがあります。極めてシンプルでそう簡単には故障しそうにありません。
滅多に見ることは無いと思いますが裏側ですね。これまたシンプル。インド製のようです。本体重さは1kgでこのように片手で余裕で持てる重さです。
本体サイズは21.0×16.0×16.0cmとなっておりコンパクトです。なのでこんな食器棚にもすっぽりと収まります。写真には蓋が付いてないですが蓋を付けてもすっぽり。
炊いてみましょうか。白米を。
では、ここまで引っ張りましたがご飯を炊いてみましょう。炊飯器ですからね。
無骨な一人暮らし男子諸君は米?どうやって炊くねん?と思われるかもしれません。
大丈夫です。簡単です。説明しましょう。
まず、白米を用意します。これがないと始まりません。無い場合はスーパーに行くか、実家に連絡しましょう。
今回は1合炊きます。付属のカップは1杯で0.5合なので2杯です。
水で何度かかき回して洗います。この行為を「米を研ぐ」とも言います。やや透明な白濁した水になるまで何度か行いましょう。
何度か行って何度か行って
1合なのでお釜の1.0のメモリまで水を入れます。
そして蓋をしてお米の芯まで水を吸収させるため30分待ちます。これが重要ですね。こうすることでふっくらおいしく炊きあがります。
本体電源をつないで、炊飯スイッチを押します。それだけです。あとは待つだけ。時間になれば自動的にスイッチが切れます(前面ランプ消灯)
1合だと炊飯完了まで23分、1.5合だと26分かかります。どうやら重さで感知して炊きあがり時間を調整しているようです。
炊きあがりました!しかし!ここで蓋を取ってはいけません。「蒸らす」という最後の工程があります。
15分蒸らします。腹が減っていても15分待ちましょう。ここで待たないとふっくらせずお米に芯が残った残念な触感となります。
炊きあがりました。どうですか?良い感じですねー。おいしいですよ。
基本的に以下3点を気を付けて入ればだれでも失敗することはありません。半年ほど使用しましたが失敗は一度もありません。
1.米の号数に適した水を入れる
2.お米に水を浸透させる
3.炊きあがり後蒸らす
ミニクッカーを炊飯以外に使ってみる
冒頭で紹介した通りミニクッカーですからもちろん炊飯以外に使えます。
ラタトゥイユ、カレー、野菜スープなどなど説明書にも作り方が記載されています。
筆者はラーメンに挑戦してみました。「評判屋」の袋ラーメンです。塩分が控えめなのが気に入っています。
別に鍋で作ればいいかもしれませんが洗い物がめんどくさい、ガスが止まっている等ミニクッカーで作る利点もあります。
そのままでは入らないので二つに割ります。そして水を450cc投入。蓋をして「炊飯」スイッチオン。
数分後、良い塩梅になってきました。蓋がガラスなので中が見えて出来具合が一目瞭然。
ただ、ごはんと違い自動的にスイッチは切れません。良い感じになってきたら自分でスイッチを切る必要があります。
このあと、粉末スープをいれてかき混ぜて完成です。一人分のラーメンで丁度という感じですね。
このお釜からラーメン鉢に移すのが最難関です。お釜はアツアツですから何か鍋手袋的なものでお釜を持ち慎重にラーメン鉢にうつします。
このほかに筆者は「ゆで卵」に挑戦し見事成功しています。とりあえず鍋代わりに使えるのは間違いないので色々チャレンジしていこうと考えています。
ミニクッカーを半年使用して
購入してからほぼ毎日このパナソニック ミニクッカーを使用しています。良いところはとにかくシンプル。炊くだけというところですね。そしてシンプルだけあって頑丈でそう簡単に壊れそうにありません。
予約とか、保温などの機能があるミニクッカーもありますがおそらく使わない機能だったでしょう。
そして洗うのも簡単ですね。お釜と蓋だけ洗えばいいですから。
今のとこ不満は特にないですね。よいと思います。シンプルイズベストですね。
今後はキャンプに持って行ってバッテリーでご飯を炊くというのにも挑戦したいですね。最大消費電力が200Wですからアウトドア用のバッテリーならいけるはず。もしかするとアウトドア方面でもヒットする商品になるかもです。